イノベーションを生み出す組織づくりに研修を活用
スタートアップ企業との提携までの時間が短縮され、契約数が増加
世界的に事業を展開するA社は、新規事業やサービスの開発のためのインドのスタートアップとの協業を推進する過程で、具体的なビジネス結果を導くという課題をお持ちでした。そこで、社内担当者と共に企業内の課題を特定し、リーダー向けに体系的な講義とワークショップを交えた3日間の集中研修を実施しました。その結果、スタートアップと提携するまでの時間が短縮され、実ビジネスでの契約数の増加につながりました。
課題・要望
- イノベーション創発の活動を行っているが、実際の結果が出ないので研修から始めたい
- 活気あるインドのスタートアップとの取り組み方を理解したい
- 社内の 課題
- イノベーションの必要性を認識している社員が少ない
- イノベーションを創出する外部エコシステムの知識が乏しい
- 海外スタートアップ企業と関わるビジネス経験が不足している
⽀援
- 企業内の課題を具体的に特定、絞り込み
- 課題解決に対応する研修の企画・実施・レポート作成
- コーポレート・アクセラレーターに関するワークショップ(講義、インタラクティブセッション、グループ活動)を開催
- インドの事例とインサイトを盛り込んだ研修資料を作成
- あらゆる部⾨のリーダーが参加できる3⽇間(1日8時間)のコース
成果
- アクセラレーターを通じて、スタートアップ企業との提携までの時間が減り、契約数が増加した
- 各部⾨のリーダーが、コーポレート・アクセラレーターの⽬的とプロセスを理解できただけでなく、部⾨間での協⼒体制が強化された
- 特に重要な項⽬について、実践的なスキルアップ(外部パートナーとのPoC 構築、スタートアップ企業とのエンゲージメント、チェンジマネジメントとリスクマネジメント、変⾰のロードマップや進捗評価指標など)できたこと で、⽇常業務が⾮常に効率的になり、特にパートナーから結果を引き出しやすくなった
- 社内チームや経営陣に対しての提案が通る確率が格段に上がった
- 参加者からの研修に対する評価が⾼く、部署内のメンバーや他部⾨リーダーから研修を受けたいとの要望があり、継続的に研修を実施することになった
- 弊社メンバーがこれまでに研修を実施した企業
- A社以外にも、銀⾏、テクノロジー、モビリティ、通信、エネルギー分野などと多岐にわたる企業が、それぞれのニーズに合った研修内容と形態で実施
- ハイテク、製造、Eコマース、⼩売、ヘルスケア、教育などの分野で、スケールアップやイノベーションをめざす企業に役⽴つワークショップ形式の研修が可能
お客様の声
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インドのスタートアップならではの特徴やインサイトがわかりました
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インドのスタートアップとインド国内外の大企業との連携について、ダイナミックな動きや具体的なイベント事例がわかりやすかった
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イノベーション戦略の描き方や、具体的なプロセスがわかりました
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社内の才能をマッピングする具体的な方法がわかりました。研究開発、マーケティング、事業開発の各チームがユニークな組み合わせで連携できるようになり、スタートアップ企業との関わりを深めています
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社外との協働方法が理解できて、将来の課題に対するレジリエンスも高まったと思います
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各プロジェクトに社内の多様な部門からメンバーが集まるようになりました。以前より社内の連帯感が高まり、合意も取りやすくなったと実感しています